2008年3月1日、名古屋・伏見の名古屋ボランティアセンターにて、『ビルマ・ワークショップ「2007年ビルマ激動を生きる人々」』が行われ、約50人のビルマ人と日本人が集まりました。
プログラムひとつめは、2007年8月〜9月のビルマ国内の抗議デモのビデオ上映。

↑ビデオを見る参加者
ビルマでのデモ行進の様子は、みな笑顔で活き活きとし、声もみなぎる思いで張りがあり、民主化を求める歌を歌いながら、整然と歩く、実に平和的で穏やかな行進でした。
でもその後の軍事政権の卑怯な銃撃を知っている私には、その希望の笑顔を見ていても、逆につらくなるばかりでした。
デモの様子は日本で行われるのと何ら変わりません。拡声器が使われ、拍手が起こり、垂れ幕をかかげ、整然と歩いています。
ただ違うのは、軍事政権によって銃で発砲されるということです。
その映像も流れましたが、悲しく、悔しく、もどかしい気持ちでいっぱいになりました。
2007年9月27日は、その平和的なデモ行進に対して、軍事政権が発砲した日ですが、そのデモ行進を行う前に、お坊さんも市民も学生も大勢が集まり、軍事政権と闘う準備をする様子も流れました。
もちろんお坊さんたちは戦闘準備ではありません。いつ死んでもいいように、お経を唱え、身を清めているのだそうです。
死んだらお経を唱えることが出来ないから先に唱えておく、自分自身にも集まった人々にもみんながお経を唱え、正に死ぬ覚悟でデモ行進に向かったのだそうです。
平凡な主婦であり母である私には、もし日本がそのような国であってもそんな覚悟は到底出来ません。もし夫が行くと言っても、止めてしまうでしょう。
そんな覚悟が出来てしまう程に酷い軍事政権を無くしたい。
それには、安全にデモ行進できる我が国日本で、我が国の政府がビルマの民主化に力を貸すよう動かしたい。
どうか一日も早く、ビルマに平和と安全と自由が訪れますように☆
この映像を見た、ビルマ難民のアウンココウーさんに感想を聞いてみました。
「ビルマでの銃撃事件はブログで見ていたが、この映像はとてもきれいだった。一生懸命やっているお坊さんに尊敬する気持ち。拘束される恐れを知りながら、ビルマ民主化を求めて行動して、偉い、益々尊敬する。
私たちは日本で安全な中で、今やっている活動だけでいいのか考え心が痛む。
お坊さんを殴ったり殺すなんて、信じられない。軍事政権は酷い。」
ということを話してくださいました。
ふたつめのプログラムは、ビデオジャーナル編集長や日本ビルマ事務所代表などの肩書きを持つミンニョウ氏によるビルマ人向けセミナーです。
予定ではビルマ語でのセミナーでしたが、予想より多くの日本人が集まったため、ビルマ語で話した後、日本語でも話してくれる親切ぶりでした。
・軍事政権に対抗するには、民主化運動をする人々と少数民族が団結しなくてはいけない。
・他国と同じではなく、ビルマという国にあった連邦制が必要。
・組織を作るにも、教育が必要。
・日本のいいところを学ぶ。たくさんの学ばなければいけないことがある。
これはほんの一部で、たくさんの実りあるお話をしていただきました。

↑セミナーを受けるビルマ人ら
部屋の壁には、東京で開催された写真展の写真も並べられ、心が動かされました。

↑展示された写真